「かわいい」との闘い~第0話~

一体何が可愛い顔で何が可愛くない顔なのか、その境界線は人それぞれだが、私は自分が結構ブスなことに割と最近気が付いた。それによってカラーコンタクトの乱を繰り広げることになるのだが、今日はそんなアナザーストーリーをお話ししたい。

 

 カラーコンタクトの乱↓↓↓

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なんとなく可愛くないことはわかっていたけど、突然自分の顔面が本気出してブスな時って誰しもあると思う。

私は、美容院に行くのに久しぶりにコンタクトレンズを入れた時だった。

 

眼鏡かけてる人にはわかると思うけど、眼鏡を外すと色以外の情報が何も入ってこないので自分の顔面がちっとも見えないのである。私は自分のことを、「ちょっとエラの張った夏菜」だと思っていた。

 

コンタクトレンズを入れたとき、私のブスが本気を出した。

私の顔って、すごい余白多くない??

眼鏡で余白がうやむやになっていたのもあって、コンタクトを入れた瞬間顔面の余白を目の当たりにした。

 

ああ、やめてくれ、こっち見ないでくれ、鏡の中の私。怖い。今まで自分の真のブスさに気づかなかったなんて恐ろしい。

 

それから私はすごく落ち込んだけど、性格が良くない友達の言葉に、すごく励まされた。

 

「オクムラはゆうて、そんな目も当てられないほどのブスではないで。ブスと友達って思われたくないし。”上の上”が芸能人だとしたら、”中の下”ぐらいじゃない?全然”中”にいるからそんなに言うほどではないと思うんだけど。」

 

みんなの言わんとしていることはよくわかる。めちゃめちゃはっきり言うやん。

でも、誰のどんな慰めより効いた。効いたっつーか、衝撃半端ねえな。今まで避けてきた「かわいい」と戦う勇気が出てきた。

 

私はまず、内面を変えようと思った。全く楽しくなくてもニコニコして、声のトーンも上げてみた。もちろんそんなのは1週間しか続かなかったし、冷静に考えたら無理して笑うことのどこが内面を磨くことになるのか全くわからないけど、その時は必死だった。

 

次に私は、内面がダメなら外見を磨こうと思った。内面の美しさなんて、後からいくらでもついてくる。こんなこと言うとインスタに顔出しづらくなるけど、もうこの際どうだっていい。

 

デカ目が美人の条件なんて、小顔が美人の条件なんて、そんなの誰が決めたんだよ。なぁんて思いながら、今日もYouTubeでメイク動画を見、Instagramで可愛い人の顔をまじまじと見る。

 

カラコン、アイプチ、つけま、マツエク。

いくら私っぽくなくたって、「かわいい」に近付きそうなものは全て試してやる。ゆっくりでいいから、「かわいい」との距離を着実に詰めていきたい。

 

まずはカラコン、お前からだ。