10年選手

最近、自分がまた一段と敏感になったのがわかる。

恐らく世間的には"友達"と呼ばれる関係の、他の価値観を見下すことで人生をスリリングにしていた女が2人居たけど、最近スワイプして消した。

そんでもって私より先輩で私より年上の社員は、私より仕事できない割に私にだけ当たり強くて、私はこれに構う面倒くささで仕事を辞めた。



今のたった何文字かでは、「全然いいよ、話したいだけの時あるよね」って同情されるが関の山だけど、そういう人って私がもし人殺しても「そんなことするようには思えない」って言いそう。
ぼーっとしとんなよ。


田中みな実は1日に3リットル水を飲むらしいけど、2リットルも飲めない私でさえ1時間に1回トイレに行って用を足さないといけないから、一体どれだけ田中みな実はトイレに行くんだろうと考えた。逆に膀胱が一般人の2倍あるのかな。

あっそんなに本気で田中みな実の排泄事情は気にしていなくて、そうして地球の自転を受け流してるだけだからほっといて欲しい。



というのも、今日は2020年の5月1日。
今からおよそ1ヶ月前、2020年4月いっぱいで職を失うと決まった。

すぐさまボールペンを走らせて書いたのは遺書だった。その日が来たら、人生も退職できるかと思った。

別に普通に、暗い感じじゃなくて、「お疲れ様でした」って、タイムカードおして、靴履き替えて、リュック乗っけてチャリ漕いでたら黄泉の国に行けるとその時本気で思った。

とはいえ、黄泉の国はチャリ通原則禁止だし、一銭も交通費支給されないって私知ってたから、アイデンティティだった明るい髪を漆黒に染めた。

街で黒猫を見た時、その黒さを切り絵の切り取られた方の様だと感じたことがあるけれど、髪を染めるだけで新しく生まれ変われると信じた偽物の黒髪の私は、実際なんにも新しくはなっていないし、さしづめ切り絵の象られた方ってとこかな。

象られた私は一体何をかたどったんだか。知りたいね。