彼女面レボリューション

メガネをかけているからといって、ある人の賢さを推し量ることは出来ない。
料理を取り分けたからといって、ある人の女子力を推し量ることも出来ない。

この世俗には、「〇〇だったら××だ」といった断定が多く横たわっている。
私は今まで、それを全く大事にしてこなかった。

サラダを取り分けたのは食い意地が張っていたからだし、コンタクトでも頭が冴えている時もある。

しかしながら、私は自分で考え答えを出すことに疲れてしまった。
今までやってきたことは潔癖症の人が何回も手を洗ってしまうようなことで、無意味で無駄だと気付いた。
人生が仕事だとしたら?
無駄なことは省くに限る。

賢く見せたければメガネをかければいい。女子力を感じさせたいのなら、料理を誰よりも早く取り分ければいい。
ただそれだけのことだった。